
ミャンマーでは昨年3月にテインセイン政権が発足し、1年が経ちました。新政権下での改革への動きは、予測を超える大きさとスピードであり、世界中の注目を集めています。なぜ、このような改革が始まったのでしょうか。改革はどこまで進むのでしょうか。そして、それは持続可能なのでしょうか。
今回のセミナーの第1部は、最近『ミャンマー政治の実像―軍政23年の功罪と新政権のゆくえ―』を出版(編著)されたばかりの工藤年博氏より、23年間の軍事政権の功罪について論じていただき、その上で新政権の改革の進捗とゆくえについてお話し致します。
そして第2部では、ミャンマーから来日しているU THEIN OO氏を特別講師としてお招きし、現政権の経済政策、経済改革を関係者として「内側」からお話しいただきます。U THEIN OO氏はミャンマーのIT業界のトップであると同時に、2005年から新憲法制定のための国民会議にも参加し、近年のミャンマー政治・経済の変化を当時者として見てきた方です。
第3部では工藤氏とU Thein Oo氏が、ミャンマーの今そして今後について、皆さまと議論をしたいと思います。
日時 | : | 2012年4月14日(土) 午後2時~5時 |
場所 | : | 聖路加看護大学 1号館3階 302号室 |
〒104-0044 東京都中央区明石町10番1号 | ||
第1部 | : | ミャンマー新政権の1年―改革の進捗とゆくえ― |
講師 :工藤年博 | ||
JETROアジア経済研究所地域研究センター 東南アジアⅡ研究グループ長 | ||
第2部 | : | 内部からみるミャンマーの経済改革 |
特別講師 : U THEIN OO | ||
Chairman, Myanmar ICT Development Cooperation Chairman, Myanmar Computer Federation |
||
第3部 | : | ミャンマーの今そして今後 |
工藤年博氏、U THEIN OO氏 |
※第1部は日本語、第2部は英語での講演になります。第3部の最初に、第1部と第2部の要約を工藤氏が日本語で話してから、ディスカッション(日本語と英語)を進める予定です。
※当日、工藤年博編『ミャンマー政治の実像―軍政23年の功罪と新政権のゆくえ―』(アジ研選書29、2012年)定価:4,300円も会場で販売する予定です。
※定員80名の先着順になりますので、御出席希望の方はお名前、御所属、御連絡先(電話、メールアドレス等)をご記入のうえ、 このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください にメールまたは 047-710-0927 までFAXしてください。定員になり次第、受付を締めさせていただきますので、御了承ください。なお、GMIからの受付完了の返事はございません。当日は会場の受付にてお名前を言っていただき、ご入場ください。