被災地の寺子屋小学校の現状調査(3)

GMIスタッフが寺子屋調査で被災地にまた出かけてきました。今回は5月に救援物資のお届けをしました、ヤンゴン管区のクンチャンゴン町です。5 月に救援物資を届けに行ったときは、道路沿いに数万人の被災者が待っていましたが、今は彼らの姿は見られませんでした。今回の調査対象はその国道から村や 部落に行く小さな道を車で行けるところまで行って、それからまた小さなボートに乗って一時間半ほど行ったところにある村の寺子屋でした。ボートが走ってい く川沿いには、(以前道路沿いで避難生活をしていた)被災者たちが、家の修理をしたり、小舟で荷物を運んだりと普段の生活に少しずつ戻っているように見え ました。

調査した寺子屋も緊急用の校舎を作っていて、青いビニルシートを屋根にしている豚小屋のような校舎でしたが、子供たちの明るい笑顔が被災地である ことを忘れさせてくれました。ヤンゴン管区とエヤワディー管区の被災地の小・中学校及び寺子屋の修復が新学期に間に合わなかったため、政府から開始を1か 月遅らせる通知があり、7月からの新学期開始になりました。寺子屋学校へ送る予定だったノートや文具等もその時期に合わせて届けることになりました。

被災者たちが自分の家があった場所に戻って生活を始めていますが、今被災者たちが直面している一番大きな問題は「水」がないことです。元々、被災 地域には井戸などが少なく、人工の溜池(大きいプールのような池)を作って、雨季のときに雨水を溜めて翌年の夏季まで使う習慣でしたが、サイクロンで海水 が溜池にも入ってしまい、溜まっている水のほとんど海水であるため、飲用水としても生活用水としても使えない状態のまま、生活を送っています。今被災地で 一番必要とされているのは、それらの溜池に入っている海水を全て出してしまって、新たに雨水を溜めていかないといけないことですが、排水用ポンプやモー ターが高騰してしまったため購入できず困っている状態でした。

13日から事務所の男性スタッフ全員とボランティアを合わせて10名が、エヤワディー管区の(被害が一番ひどかった)被災地ラプタにある村に、排 水用モーターとポンプ5セットを持って救援活動に出かけました。被災地までたどり着くまでに、バスやボート、小舟等を使って十数時間移動し、現在村や部落 を回って活動しています。その活動の様子は、後日また報告します。

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