被災地の寺子屋小学校の現状調査

先日、ヤンゴンの南にあるThan Lyin(タンリン)町の寺子屋小学校に行って現状調査をしました。国道から寺子屋に入る道は、サイクロン後3週間以上経った今も大きな木が何本も倒れたままで、人が通るにも大変な状態でした。

5月末までは寺子屋をはじめミャンマーの(小・中・高)学校が夏休みになりますので、その日は子供たちはいませんでしたが、この寺子屋小学校には生 徒が350人いて、講師は僧侶2名とボランティア5名(非常勤)の計7名いるそうです。小学校1年生と2年生が全体の半分を占めていて、彼らが今まで勉強 してきた場所である僧院の2階部分の屋根がサイクロンの強風で吹き飛ばされ、天井にも大きな穴が開いて、雨の日は雨漏りが酷く1階まで雨水が漏れてきてい るそうで、教室としてはともかく僧侶たちが住む場所の確保も難しい状態でした。

小学校2年生から5年生までの180名近い生徒たちが勉強していた竹作りの校舎はサイクロンの猛威で全壊し、グラウンドだけが残されていました。グ ラウンドの隅には、残された竹や屋根の傍ら、一部の机と椅子がまとめられていました。元々寺子屋の校舎や僧院は寄付者からの寄付金で建てられたものであり ましたが、その地域の寄付者たちもも同じくサイクロンの被害を受けていますので、僧院に寄付できる状態ではありません。住職さんもできるだけ校舎を早く再 建しようと倒れた大きい木を切って、建材として使えるようにはしていますが、校舎1校建てられるような量ではないし、来週早々の6月2日に新学期が始まり ますが子供たちが勉強できる場所が全く確保できない状態であります。その学校の子供たちとその家族も被災地で日常生活にまだ戻れない状態でありますので、 子供たちが1日も早く寺子屋小学校に戻って勉強しながら自分たちの日常を取り戻せるように、私たちもこの寺子屋の再建にできることを支援していきたいと 思っています。

寺子屋の入口

寺子屋入口の木

残された椅子と机

校舎があった場所

校舎があった場所

残された竹の傍ら

残された机と椅子

調査中

建材の確保

建材の確保

建材の確保

食事の準備

食事後の片づけ